洋袴をうんと短くし、耳に穴をあけて光り物をぶら下げ、首と手首、そして指にもワッカをはめる。
機能的でないばかりか危険でさえある、かかとの高い靴を履き、欧州の無用に高価な有名鞄屋の物入れを肩からさげ、高い西洋食堂で飯を食いたがる。
電気式受像機で通信販売の健康器具を買い、3回使って押入れにしまい、悪意からか香水をごってりつけて満員電車や昇降機に乗る。
一か月にいっぺん位美容室に行って髪を整えるのは身だしなみであろう。が、髪を茶色に染めるのはどうしたわけだ?つけまつ毛や目の周りを真っ黒にするのも、みなこれ白人を尺度とし、これに近づこうとしているに違いない。
爪をあんなに伸ばしては茶碗も洗えないだろう。あまつさえ、落書きをした爪でお茶を出されても、げんなりして飲む気は起きない。
女だから何とかいい男を獲得しようとあの手この手を繰り出すのはやむを得ない。しかし、程度というものをわきまえるがいい。男はそんなに簡単に騙され・・・るなぁ。
動物の世界には「さかり」の時期がある。繁殖期のことである。人間とて動物と同じ身体をまとっているわけで、子孫を残すことは大切である。だから人間にも「さかり」はある。年頃と呼ばれる時期である。
口紅はつけるもんだ、耳には光モノをぶら下げるもんだ、とマスコミや化粧品製造会社に踊らされ、かつ騙されている。よーく考えてみるがいい。そんなことしてもキミの人間性はちっとも向上しないよ。
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