2011年9月9日金曜日

復活なるか@@

ウツ期に入ってひと月近くなる。日によっては異常に辛く、すべてを悲観的に見てしまう。私のブログの読者の性格が悪いのも、日本の総理大臣がなかなかやめなかったのもみんな私が悪いと思ってしまう。(自分のブログの読者にいちゃもんを付けるのは私くらいであろうが、これはみんなウツが悪いので、私そのものが悪いのではない)

最近いくらか調子が上向いてきたが、それでも日常に嫌なことがあるとかなり落ち込む。そんな中でアイルランド行のチケットが素直にとれたのは良かった。しかし、後で知人からリバプールからダブリン行の船便が有ることを知らされ、ヒコーキの手配をする前だったら考えたかも知れないと思った。不精で、ヨーロッパに長く暮らしても旅なんぞは滅多にしなかったから。

ヨーロッパ暮らしに見切りをつけて日本に戻ったときに、古くからの友人が軽自動車とフェリーを使った北海道旅行に連れて行ってくれた。昔ならいざしらず、今や船旅は時間とお金のある人々のものである。それでも一番安いチケットで結構楽しめる。一等席だろうが船底だろうが向こうに着く時間は一緒で、デッキに出れば見える海の景色も同じである。

藤沢周平の文庫本などを数冊持っていけば最高である。潮風に吹かれて飽きるほど海を見て、船室でまったく違う世界に浸って時を過ごす。これに飽きても船内を自由に歩き回れるのはいい。

子供の頃、夏休みで母の郷里に行くために函館から青森まで青函連絡船に乗った。それが初めての船旅であった。船室は雑魚寝で、枕と毛布だけが借りられた。エンジンの振動が床から伝わり、それは地獄の亡者の叫びのように聞こえた。想像力たくましい多感な年頃であった。

一番長い船旅はスゥエーデンのヨーテボリからイギリスのハーリッチまでで、随分かかったが、ほとんどおぼえていない。なぜならハーリッチについてから入国審査でひどい目に会って記憶のほとんどがそれに取られているからだ。

話しがそれた。世界の関心はいつみっちーはウツを脱してブログを再開するかに集まっている。正直に言うと書きためたモノはいくつかある。しかしながらこれをそのまま発表するわけにはいかない。もう少々お待ちを頂きたい。

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